研究開発本部千葉研究所
大学で学んだ有機化学の知識を活かし、研究員として合成法の検討や特許調査まで幅広く行っています。自分たちが改良・検討したプロセスが実際に工場で安全に実施され、製品が目的の収率・品質で得られることは大きなやりがいです。
現在の業務内容について教えてください。
私の所属するグループでは、合成法の検討およびプロセスの検討を行っています。
具体的には、処方の最適化、安全な操作や条件の設定、化合物の安定性に関するデータの取得、スケールアップ実験などです。また、実施するプロセスについて、他社特許を侵害していないかどうかの調査なども行っています。
広栄化学を選んだ理由を教えてください。
大学で学んでいた有機化学を活かして社会に貢献したいと思ったのと、実験が好きなので実験ができる仕事がしたいという思いが強くありました。広栄化学では、ラボでの研究だけではなくプラントへ移管するための工業化検討まで一貫して関わることができるということを魅力に感じ、自身の興味や知識とマッチしていたので志望しました。
この仕事のやりがいを感じるのは、どんなときですか?
自分たちが改良・検討したプロセスが実際に工場で安全に実施されて、製品が目的の収率・品質で得られたときに大きなやりがいを感じます。工場移管に伴う様々な課題に対してチームで行った実験検討の成果が、会社や社会の役に立っていると実感できる瞬間だからです。
入社して良かったことを教えてください。
広栄化学に入社して良かったことは、やりがいのある業務と成長できる環境が整っていたということです。特に、工業化検討という、大学の研究室では行ってこなかったことを仕事として学ぶことが出来たという点です。また、先行技術調査や権利侵害調査などの特許調査も入社して初めて学びました。工業化検討も特許調査も簡単なものではありませんでしたが、自分の成長に繋がったと考えています。
職場の雰囲気はどうですか?
職場の雰囲気はとても和やかで、なんでも話しやすい環境です。実験の進め方や仕事の相談についても話すことができる方が多く、意見も出しやすいと思います。2024年にできた長浦寮に入居していますが、設備がきれいで過ごしやすいです。また、希望者は朝食と夕食を提供されて、忙しい日々でも安心して生活できます。
就職活動中のみなさんへメッセージをお願いします。
広栄化学では、受託合成や次世代製品開発などを通して様々な化合物の合成に携われる会社です。また、自分で検討したプロセスが、実際に工場で生産できるという経験を通して大きなやりがいを感じることもできます。
実験が好きで、就活で「好きなこと」を企業選びの軸にしている就活生にとっては、お勧めできる企業だと思います。
