研究開発本部千葉研究所
チーム内で相談し合いながら仮説検証を繰り返し、研究を進めています。トライ&エラーを繰り返して目的のイオン液体を見つけ出したときは、それまでの苦労が報われたと感じられます。
現在の業務内容について教えてください。
イオン液体の開発に携わっています。アニオンとカチオンの組み合わせからできるイオン液体は、ほぼ無限の種類を持ち、それぞれが異なる性質を持っています。目的の性能を持つイオン液体の構造を考え、合成して性能評価を行うサイクルを繰り返して製品となるイオン液体の探索をしています。
広栄化学を選んだ理由を教えてください。
就職活動中、同じ研究室出身でとてもお世話になった先輩がリクルートに来てくださいました。その時、受託合成だけではなくイオン液体などの自社製品を開発して評価まで行っていることを知り興味を持ちました。また、その先輩に社内の様子を聞いたところ、仕事や人間関係に不満がないとおっしゃっていたことも大きな決め手でした。
この仕事のやりがいを感じるのは、どんなときですか?
目的の性能を持つイオン液体を見つけ出したときにやりがいを感じます。初めは過去の知見から構造に当たりをつけて合成を行いますが、性能評価で合格になるイオン液体をすぐに見つけることは困難です。仮説検証のもと、トライ&エラーを繰り返して目的のイオン液体を見つけ出したときは、それまでの苦労が報われたと感じられます。
入社して良かったことを教えてください。
入社してよかったことは、福利厚生が充実していることです。例えば、私は結婚するまで借り上げ社宅に住んでいたので、家賃に悩むことなく生活ができていました。また、有給休暇も取得しやすく、在宅勤務などの働き方もできますので、ワークライフバランスを保ちながら働くことが可能です。
職場の雰囲気はどうですか?
仕事の話だけではなく、合間に先輩社員や上司とも気軽に雑談できる雰囲気です。そのため、業務中にわからないことがあったときもすぐに聞くことができます。
1年間の産休・育休明けはほぼ浦島太郎状態でしたが、いなかった間に起きたことや変わったことはすぐに共有してもらえたため、早い段階で通常業務に戻ることができました。また広栄化学は男性も育児休業を取得することが多く、子育てに積極的に参加している人が多いため、子育てと仕事の両立について多くの人に相談しやすい環境が整っています。
就職活動中のみなさんへメッセージをお願いします。
インターネット上の情報でわかる職場の雰囲気や仕事内容には限界があります。実際に自分が働くイメージが湧きやすくなるので、広栄化学に興味のある方は一度インターンシップなどで会社の見学に来てください。
大学での研究と両立しながらの就職活動は大変だと思いますが、上手くいくように応援しています。